Answer
恐らく、ご質問者の方は、具体的な商品やサービスだと具体的な価格を考えやすいけれど、「事業」という商品サービスよりも、一段階階層が上になると価格を捉えづらいということかなとお察ししました。
これは、商品・サービスよりも抽象度を上げて、具体的価格というよりも価格戦略として考えれば良いと思います。
例えば、ここ最近、非常に成長戦略がうまくいっていていろんなところで事例を耳にするワークマンという会社があります。ワークマンの価格戦略は、「高品質なものを低価格で。そして値引きしない」。
“Everyday Law Price”というやつですね。
ちなみに、ユニクロの製造原価が35%に対して、ワークマンの製造原価はなんと65%だそうです。ダントツに安いんだけれど、決して安かろう悪かろうではない。しっかりと品質や機能性を保証した上での低価格の戦略をとっています。
ただ、これを実現するには、非常に綿密なデータ経営をはじめ類稀なる企業努力があってこそ、だと思います。すごいですよね。つまりですね、ワークマンのようにアウトドアアパレルのワークマンプラス事業として捉えた場合に、このように価格戦略を考えられると思います。