Works
岐阜県本巣市
- Brand Strategy
- Brand Concept
- Brand Slogan
- Brand Story
- Visual Identity
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能郷白山を水源とする、清流 根尾川。
山の栄養をたっぷり含んだこの地に、
わたしたちは、色々な花を咲かせ、果実を実らせてきました。
この自然の恵みを今もなお
わたしたちが受けとれているのは、
雨が降っても、大地が揺れても、
この場所を大切に想い、知恵を分かち合って、
暮らしによろこびを見出してきたから。
仕事、遊び、学び、食にエネルギー。
遠くの誰かに頼るのではなく、
ここにいるみんなでよい暮らしをつくっていく。
そんな自給力をみんなで分かち合えば、
暮らしはグッと豊かになり、たくさんのよろこびが生まれます。
暮らしを自給し、
暮らすよろこびが持続するまち。
いつまでも、ささやかなよろこびを積み重ねていけますように。
人口減少や発信力の弱さといった課題を背景に、本巣市のシティープロモーションを支援。ブランドづくりの方向性設計から、市民参加型ワークショップの企画・ファシリテーションまでを担当しました。
職員に「顧客視点」が育まれたことで外部発信に統一感が生まれ、庁内にはブランドアンバサダーや広報委員など、自走型の組織体制が確立。市民協働による発信も広がりました。特筆すべきは、予算が打ち切られた後も取り組みが継続されている点。全国でも珍しいケースで、多くの自治体が道半ばで頓挫する中、「仕組み」で続けることにこだわり抜いた本巣市は、持続性あるブランディングの好例となったのではないかと思います。