岐阜市主催 デジタル人材育成プロジェクトに登壇
講義のテーマは「ヒアリングスキル」
妊娠・出産によりブランクのある女性や、キャリアチェンジを通じて理想の働き方をめざす女性など、就労意欲のある女性に対しての人材育成プロジェクト。私が与えられたテーマはなんと「ヒアリングスキル」。時々、「話聞いてないな。」と言われる私がよもや「聴く」について語る日が来ようとは。
しっかり「聴く」と仕事の依頼が増えるそんな私ですが、「こんなに話を聴いてくれた人(外部業者)はいない。」の言葉をとある社長からいただいたことを思い出しました。そんな言葉をいただけるくらい話を聴けた日は、たくさんお仕事の依頼をいただいて帰ったなぁ、なんてことを思い出しました。そうそう、「しっかり聴く」と仕事の依頼量が増えるんですよね。
良い聴き手がいると発想の量が増えて、アイデアの質が高まる会議の場でも「聴き手」として存在しているわけですが、いわゆる「良い聴き手」の存在があると発言の量が増えたり、アイデアの質が高まったりしているなぁという気づきもありました。
伝えたみなさんのこれからの仕事人生に役立ちますように実体験を振り返って「この聴くは有効だった」と思えるものを棚卸してお伝えしました。そしたら喜んでいただけました。ちょっとゼロから組み立てて「ヒアリング」について語るというのは大変でしたがいつもと違うテーマでチャレンジしてよかったです。
受講者様の感想
ご参加いただいた方の感想を一部ご紹介いたします。
“講座の進め方がとても素晴らしく、ワークショップで体験したことは腑に落ちました。説明が具体的かつ丁寧で、とても分かりやすかったです。講義の内容をよく理解する事が出来ました。”
“先生は、気取ることなく自然体でニュートラルな雰囲気があり、そういうところも含めて聴く力なのかなと思いました。コロナ禍で、話すこと聴くことどちらも減ってしまい、人間関係を構築していくことに不安も増えてしまいましたが、仕事をしていく上でも、家族との関係を良好にしていく上でもとても貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。無意識の話し方聴き方の癖などもあると思いますが、少しずつ心がけていきたいと思います。”
“ペアワークで聞くと聴くを実際に体験し、聴くことの大切さを感じました。仕事に限らず、相手が話しやすい状態を意識的に作っていくことや、相手が考えていること、言おうとしていることを待つことなど、子どもを急かしてしまうことのある日常生活でも気をつけていきたいと思いました。相手との会話を沢山することで情報を手に入れ、距離を縮め問題の解決にも結びつけれると理解しました。安心して話せる人と思われることが大事だと感じました。”
“ワーク全て楽しかったです。特に、聴き手話し手のワークでは、自分の仕事への思いも出しつつ、2つの立場を体験できて、とても充実した内容で良かったです。ヒアリング力とは何かを知ることができたので、さまざまな立場ケースで使えていけるようにしたいと思いました。”
“「話がうまい」は本人の努力が大切かと思っていましたが、聴く人にもコツやテクニックが必要で聴き手次第で同じテーマでも引き出せる量が大きく変わることがわかりました。”
“聞くことは得意な分野で問題意識も持っていませんでしたが、ただ聞いているだけ(相手が喜ぶ)ではなく、もっと深く聞いていけるコツを聞けて勉強になりました。”